AIとおしゃべりしていたら、ブログができた!? EmDash×Codex奮闘記
ちゃっぴぃとの会話をブログ記事にしたい! EmDashとCodexをWindowsで連携し、AIによる下書き保存と日本語化に成功するまでの実験記録。
WordPressでブログを運営している私ですが、ふと思いついたことがあります。
「ちゃっぴぃ(ChatGPT)との普段のおしゃべりが、そのままブログ記事になったら楽しいんじゃない?」
推し活の話、中国語の勉強、日々のちょっとした発見。毎日の会話には、記事にできそうな話題がたくさんあります。
でも、会話を読み返して、文章を整理して、ブログに貼り付けて……という作業は、なかなか大変。
できればAIにお手伝いしてほしい!
そんな思いつきから始まった、AIブログ作りの記録です。
まずは、新しいCMSを試してみる
今回選んだのは、EmDash というCMS(コンテンツ管理システム)。
WordPressのように記事を管理できるだけでなく、AIとの連携を意識して作られているのが特徴です。
とはいえ、現在運営中のWordPress「若邪手帖」をいきなり移行するつもりはありません。
今回のルールは3つ。
- 追加料金をかけずに実験する
- 既存のWordPressには触らない
- 動作を確認してから公開を考える
まずはWindowsノートの中だけで動かしてみることにしました。
WindowsにEmDashをインストール!
Node.jsの準備を確認して、コマンドプロンプトからEmDashのプロジェクトを作成。
プロジェクト名は ruoye-note。
テンプレートにはBlogを選び、将来の公開先としてCloudflare Workers向けの構成を選択しました。
有料プランが必要になるサンドボックスプラグイン機能は、今回は無効に。
そして、いよいよ起動!
npm run dev
ブラウザに管理画面が表示されたときは、思わずにんまり。
おおっ、本当にブログが動いてる!
まだインターネットに公開していない、私のWindowsの中だけのブログです。
AI連携の鍵は「MCP」だった
次に調べたのは、EmDashとAIをつなぐ方法。
公式ドキュメントには「MCP」という仕組みが紹介されていました。
MCP(Model Context Protocol)は、AIが外部のツールやデータを利用するための接続方式です。
EmDashには、公式マニュアルを検索するためのMCPと、実際のブログ記事を管理するためのMCPがあります。
今回使いたいのは、もちろん後者。
AIに記事を読んでもらい、新しい記事を作ってもらうための接続です。
ところが、ChatGPTからWindows内のローカルサーバーに直接接続するのは簡単ではありません。
そこで登場したのが、Codex!
Codex副編集長、出勤!
Codexは、OpenAIのコーディング支援ツールです。
WindowsにCodex CLIをインストールし、EmDashのMCPサーバーを登録。
OAuth認証画面では、必要な権限だけを選びました。
最初は記事の読み取りからテスト。
するとCodexが、EmDashのサンプル記事8件を取得してくれたのです!
公開済み7件、下書き1件。
AIが、私のブログの中身を読めた!
ここで一気に現実味が増しました。
ついに、AIが記事を下書き保存!
次はいよいよ、記事の作成テスト。
Codexにお願いしたのは、こんな内容です。
「若邪手帖、AIブログへの第一歩」というタイトルで、日本語の日記風の記事を作ってください。公開せず、新しい下書きとして保存してください。
実行前には、EmDashへの書き込みを許可するか確認画面が表示されました。
今回は一度だけ許可する「Allow」を選択。
少し待つと、Codexから下書き保存完了の報告が!
急いでEmDashの管理画面を開いてみると……。
あったーーー!!
新しい記事が「最近の更新」の一番上に並んでいます。
下書き数も1件から2件に増加。
記事を開くと、タイトルも本文もちゃんと入っていて、公開状態はDraft(下書き)。
ついに、
ちゃっぴぃと記事を考える → Codexに渡す → EmDashに下書き保存
という流れが動いたのです。
あれ? 日本語の記事なのにEnglish?
ところが、記事の編集画面でひとつ気になることが。
本文は日本語なのに、Content languageが「English」になっていました。
クリックしても変更できません。
どうやら、EmDashの初期設定では英語が標準になっていたようです。
そこで、再びCodexの出番!
公式ドキュメントと設定ファイルを確認してもらい、astro.config.mjs に日本語の設定を追加することにしました。
i18n: {
defaultLocale: "ja",
locales: ["ja", "en"],
},元のファイルをバックアップしてから設定を変更し、EmDashを再起動。
ドキドキしながら新規記事の画面を開いてみると……。
Content language:日本語(JA)!
やったーーー!!
これで、これから作る記事は日本語が標準になります。
なお、最初に作った英語扱いの記事は自動的に日本語へ変わるわけではないので、そちらは今後の課題です。
まだ完成じゃない。でも、ここまでできた!
今回の実験で実現できたのは、AIにお願いしてブログの記事を下書き保存するところまで。
今は、ちゃっぴぃが考えた文章をCodexに渡す必要があります。
理想は、いつもの会話の途中で、
「ちゃっぴぃ、これブログにして!」
と言うだけで、記事が整理されてEmDashに下書き保存されること。
そこまでは、もう少し工夫が必要そうです。
ほかにも、サイト名、執筆者情報、カテゴリー、アイキャッチ画像など、整えたいことがいっぱい。
でも、今日の大きな収穫は、AIが実際にブログの記事を作って保存できたこと。
しかも、既存のWordPressには触れず、新しい有料サービスを契約せずに試せました。
思いつきから始まったAIブログ計画。
次はどこまでできるかな?
ちゃっぴぃ副編集長とCodex技術担当、これからもよろしくね!🤭
※この記事は2026年10月21日のローカル環境での実験記録です。EmDashやCodexの仕様、無料枠、接続方法は今後変わる可能性があります。
Discussion
No comments yet